ARGの新しい呼称
最近 miyayou氏がARG、ARG言っているので。
ARGって何
ARG = 代替現実ゲームの略称。 (Alternative Reality Games)。
日本語Wikipediaに記事なし。英語にはあり。
http://en.wikipedia.org/wiki/Alternate_reality_game
こないだやってたイベント↓
IGDA日本 代替現実ゲーム部会(SIG-ARG)
第1回研究会「ARG入門:体験型エンタテインメントの現在と未来」
http://www.igda.jp/modules/pico/index.php?content_id=13
お題「ARG の一般受けするいい呼び名はないか」
問題点
略称の「ARG」では意味が分からん。
日本語訳の「代替現実ゲーム」では固すぎる。
ターゲット
ARGの主催者、および、エンドユーザー向けの用語。
ゲスくてもダサくても意味不明でも不正確でも、食いつきがよければよい。
既にARGに関心がある層には改めて用語を提示する必要性はない。
用途
第一次的には、主催者側のプレスリリース的に使われるものと思われる。
例:
「セブン・○レブン クリスマス XXXX企画 Webでサンタを探せ!」
みたいな感じ?(XXXXに今回考える呼称が入る)
既に出ている呼称
「体験型エンタテインメント」
「体験型推理イベント」
「体験ゲーム」
ユーザーが主体的に参加する、体験する、ということを特徴としている。
ARGの定義とか
現在、ARGと呼ばれているものは多種にわたり、定義付けが難しい。
呼称としては全体を網羅するものではなく、ARGの中の一部を対象にするものを複数用意した方がよい。
適当に分類 & キーワード抽出
● 共通の前提
・ ユーザーが主体的に参加する → 「参加型」「体験型」
● 場所、舞台による区分
・ 特定の場所に出向く必要あり → 「イベント」
・ 自宅(等)で完結(ネット、電話、郵便) → 「ゲーム」
● メディアによる区分
・ ネット、Web、メール、携帯の各種機能 → 「バーチャル」「サイバー」「オンライン」
・ ↑を使わない → 今後はあんまり出てこないんじゃないか…
考察&まとめ
・ 「ゲーム」という呼称は、日本だと「テレビゲーム」「デジタルゲーム」を指すものと認識されるケースが多いはず。
(あえて「アナログゲーム」と呼ぶくらいだし)
特に、現実の場所を舞台にしたARGでは「ゲーム」という呼称は避けた方がいいと思われる。
複数人が特定の場所で何かする、というケースでは、「イベント」という呼称が一般的かと思われるので、
こちらを使った方がいいかと。
というか、もう「サイバーイベント」でいいんじゃないだろうか…。
途中で思いついたが、語呂がいいし、意味がわからないけど何かすごそうだし。
「オンライン」は若干固い。「バーチャル」だと、舞台がネット上であるように思われてしまう。
サイバーイベント : 現実が舞台。サイバー機器を使用。
バーチャルイベント: サイバースペースが舞台。
こんな感じの区分でどうか。
「サイバーイベント」でググってもたいして数が出てこないから、使える気がする。
※ 「サイバー」という単語自体が古い、という気がしなくもないが別にどうでもいい。
※ 検索してたら「サイバーいじめ」という語が出てきた…。こっちの方がよっぽど怖いわ。